インテリアコーディネータに向いている人は?

向いている人

インテリアコーディネーター向いているのはどのような人なのだろうか?また、インテリアコーディネーターには別のページで紹介した知識の他にどのような資質、能力を求めているのだろうか?具体的にみてみよう。

プレゼンテーション力

『人材ニーズ調査(平成16年)』という経済産業省が調査したデータによると、インテリアコーディネーターに最も必要で重要とされていたのは「プレゼンテーション力」のようだ。

プレゼンテーション業務がインテリアコーディネーターの仕事の中でも中心となっているので妥当な結果といえばそうなのだろう。

プレゼンテーション力といえば、図面の表現力だったりアピールする為のトーク技術といった顧客に何かを訴える能力ばかりがクローズアップされがち。

それらもとても重要なものではあるだろうが、ただ、それ以前にインテリアのプランそのものの質が高くなければ、絵を書いたり話しが上手であるという才能は言ってしまえば単なる「誇張」や「騙し」のテクニックとなってしまう。

インテリアのプランの良し悪しは、顧客の要望をいかにどれだけ反映しているかにつきる。そのためにはまず何が必要かというと、顧客の要望をしっかりと正確に、深く聞き取ること。調査結果の中にも「他者理解力」として重視されている能力だ。

情報収集力

インテリアコーディネーターの能力として重視されているのは「情報収集力」もその一つである。

インテリアコーディネーターに問われている「情報収集力」には商品情報、トレンド情報に社会情勢などが挙げられる。また、インテリアコーディネーターは、インテリア業界に所属していることから、一般の消費者では知ることができないインテリアの商品情報を入手することが可能。これは大きな武器となるだろう。

ただ、インテリアコーディネーターにそういった機会が用意されているとはいえ、インテリアコーディネーター自身がフットワークが軽くて高い取材力がなければ、その立場を有効に使えないし、有益な情報を手に入れることができない。

インテリア業界の関係者向けに開かれている展示会や新商品の発表会に積極的に出向いたり、インテリアコーディネーターにはフットワークの軽さが求められる。それだけではなく、今のトレンド情報、流行などにもアンテナを高く張っておき、常に敏感に注目しておくことも大切。

また、最近は住生活に関して「シックハウス」や「エコロジー」などの問題が大きく取り上げられるようになった。優秀なインテリアコーディネーターとしては、こうした近年の住生活を取り巻く問題についても常に注意しておくことが必要となる。

調査結果の中で、インテリアコーディネーターに求められているその他の能力の一つとして「ビジネス英語力」も高いポイントとなっているが、これは輸入物の家具を扱ったり、海外の見本市にも出かける機会が多い場合からということを想定している。だからといって英会話ができることが必須の条件ではないので、この能力についてはそれほど気にしなくても良いだろう。

生活実感力

最期に、インテリアコーディネーターとしての重要で忘れてはならない資質の一つが「生活実感力」だ。

ただ、この資質は、一般の職業のビジネスシーンにはあまり関係がないものなので、人材ニーズの項目としては挙げられないが、インテリアコーディネーターには欠かせない資質だと思う。

というのも、インテリアコーディネーターは顧客からの細かい要求をできるだけ実現するために仕事をする。そのなかで、その様々な要求の一つ一つを理解するための能力として、「生活実感力」が必要となるのだ。自分自身が知らなければ、元も子もないと言うわけだ、

この能力は建築士や住宅会社の営業社員には持ち合わせていない、インテリアコーディネーターだけの強みともいえるものだ。それはつまり、この資質こそがインテリコーディネーターを建築士や住宅会社の営業マンと差別している貴重な財産といえる。

この「生活実感力」を磨くために、上で挙げた最近話題になっている「シックハウス」や「エコロジー」などのニュースにも敏感になっておくことはもちろん、自らも積極的にたくさんの知識を身につけておくことが大切となる。

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2016/10/11 更新